うつ病は偏見や誤解が多いけど脳の病気だという理由

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まず、うつ病は人間であれば誰でもかかる可能性のある病気です。

そこに根性論などの体育会系のノリはありません。

  • 「心の弱い奴がうつになる」
  • 「うつ病は甘えた病である」
  • 「うつ病になるのは、精神的に弱いから」
  • 「病は気から。強い精神力があれば大丈夫」

など、今でも“うつ病”を性格、根性などに関連させる偏見や誤解があると思うし、わからない方がまだまだたくさんいると思います。

うつ病は脳の神経伝達物質の異常が関連する病気

しかし、うつ病は「セロトニン」など、脳の神経伝達物質の異常が関連する病気です。

「うつは本当には治らない」

「うつは再発しやすいものだ」

という人もいますが、効果の証明された薬があり、休養、精神療法・カウンセリングにより改善し再発防止も可能です。

他の病気と同様にうつ病を正しく理解し、早期発見・早期治療に結びつけることが重要です。

一日の大半を職場で過ごす人たちにとって、職場にいる上司・同僚は、きわめて身近な存在の人々のうちのひとりです。

職場で働く部下や同僚に、うつ病のサインがみられたら、すぐに声をかけてみてください。

うつ病のサインは、自分ではなかなか気づきにくいものだし、気づいてもなかなか言い出しづらい、周囲に迷惑をかけられないという理由で抱え込んでいる人も中にはいます。

うつ病のサイン

身近にいる上司や同僚である方々には、下記にうつ病のサインを示したものがありますので、うつ病のサインに気づいたら声をかけたり話を聴いてあげてみてください。

本人がわかりやすい「自分自身が気づく変化」と、上司・同僚など、まわりの人からみても分かりやすい「周囲が気づく変化」の2つを見てください。

ここでのサインでは、「普段のその人からの変化」がポイントです。その人の変化に気づくためには、普段からの部下や同僚の様子、行動を知っておくことが大切です。

自分自身が気づく変化

  • 憂鬱感(ゆううつかん):気分が落ち込んでいる・何事にも悲観的になる
  • 億劫感(おっくうかん):何事にも興味がもてない・何をするにも億劫になる。
  • 焦燥感・不安感:イライラして落ち着きがない。不安なことが起こりそうと心配になる。
  • 睡眠の変化:朝早くに目が覚めてしまう・夜中に何度も目が覚めて眠れない・寝つきが悪い・過眠や不眠など。
  • 身体の症状:頭痛・頭重感・めまい・微熱・吐き気・下痢や便秘が続くなど。
  • 食欲・体重の変化:食欲がない。食欲が急に増えた。体重が減ったまたは増えた。
  • 疲労がとれない:朝からぐったりと疲れきっている。疲労感がぬけない。

周囲が気づく変化

  • 遅刻・欠勤:遅刻や早退が増えた・欠勤することが増えた。
  • ミスの増加:ミスやトラブルが増えた。
  • 仕事の能率:判断力の低下・仕事の能率の低下が見られる。
  • 会話:周囲との会話が減った・昼食などでも一人でいることが多くなった・口数が減った。
  • 表情:表情が暗い・元気がない・顔色が悪い。
  • 身体の症状:頭重感、頭痛、めまい、微熱、吐き気などの訴えがあった。

このようなサインに気づいたら、まず、話しかけてみてください。

その際には、

「期待してるから頑張れ」、「気合で乗り切れ」などのむやみな励ましや、

「そんなことではダメだ」、「自分の立場を分かっているのか」、「誰だってそうだ」などの非難は絶対に禁物です。

心配な気持ちを伝え、まずは「話を聴く」ことが大切です。

また、人によってはうつ病の症状が悪化した際に、将来を悲観して、仕事を辞めることを考える人がいます。

ですが、症状が回復すれば考え方が変わることもあるので、重要な決断は病気が回復してから行うよう促すことも大切です。

また、対応において気になる点があったときや心配な場合には、会社の産業医・看護職・心理職などの産業保健スタッフや、人事担当者、また、社外では専門相談機関に相談することをおすすめします。

kokoro.mhlw.go.jp

不調のサインに気づいたら声をかけ、話を聴いてみること、そして、心配であればひとりで抱えずに周囲に相談し、人事や産業保健スタッフ、主治医などと連携をして対応していくことが大切です。

私は現在、双極性障害Ⅱ型と診断されて自宅で療養中です。

双極性障害Ⅱ型と診断される前はうつ病と診断されてました。

医師からうつ病と診断を受けてから

医師からうつ病と診断を受けてからですが、自分自身が“うつ”と認めたくなかったこともあり、家族にはなかなか言えませんでした。

実際どうしてほしいという希望も言えずに、嫌なことには目をつぶり、耳をふさいだり、療養中であるのに気持ちが休まりませんでした。

しかし、インターネットなどで“うつ”の症状・性格・考え方が、あまりにも自分に合致することで、自分が“うつ”であると認めざるを得ない気持ちになっていきました。

その時初めて、「家族にも理解してもらいたい」と思うようになりましたが、家族にどう説明すればいいのか、ということを考えていても上手く表現できませんでした。

自分の気持ちの整理もできなければ、気持ちに波もあるのに、相手に理解できるように伝える自信も無かったからです。

うつ病患者の家族向けの資料(僕の場合はインターネットの記事やYouTubeユーチューブなど)を見ると、私がして欲しいことはまさにこれだ!と思うことも多く、これをどう伝えようかと悩んでいました。

結局母には以下、うつ病と双極性障害2つのYouTube(ユーチューブ)動画をはじめに見せたところ、納得・理解してもらえました。

わかりやすく簡潔に説明しているので、うつ病や双極性障害に対して無知な人でも理解しやすい内容だと思います。

1.【ひろゆき】「うつ病は甘えだ」って言う奴はバカである 

2ちゃんねるの開設者のひろゆきさんが、うつ病は甘えなのか?という質問に対してわかりやすく答えているyoutube(ユーチューブ)なので参考にしてください。
ちなみにひろゆきさんも、うつ病をカミングアウトしています。

これはYouTube(ユーチューブ)になります。音声のみ再生されるので音量に注意してください。YouTubeは9分間ですが、質問と返答のやりとりは0:10秒~3:19秒になります。


【ひろゆき】「うつ病は甘えだ」って言う奴はバカである

2.みんなの家庭の医学 双極性障害 YouTube 

おそらく双極性障害Ⅰ型の症状をわかりやすく番組で紹介していただいたものになります。

これはYouTube(ユーチューブ)になります。(※動画が再生されるので音量に注意してください)


みんなの家庭の医学 – 双極性障害

打ち明ける前までの自分が苦しかったのは、

「自分の心や気持ちが弱いから仕事や家庭の重荷や嫌なことから逃げようとしているだけだ」とか、単純に「頑張りが足りないんだ」と、自分の性格や考え方を責めるばかりだったせいもあると思います。

でも、ネットで色々な記事などを見ていくうちに気持ちの面ではなく「神経伝達のメカニズムが上手くいっていないだけ」であって、自分自身の性格や考え方が悪いわけじゃないと思うようになったことや、心療内科の先生から、「時間はかかるけど薬で良くなる」と言われて、随分楽になりました。

私は自分自身がきちんと自分の病気を理解して、きちんと向き合い、気合いじゃなくて薬で治せる病気だということを理解して、治る自分を信じることが大切だと思えるようになりました。

私はまだまだ動くことも、考えることも億劫で、不安や焦燥感など表現のしようもない気持ちにおそわれることも多いですが、支えてくれる人がいると素直に思えたことで、救われたような気持ちでいます。

ひとりでも多くの同じ悩みで抱えている人がいなくなればいいなと切実に思います。

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