双極性障害がよく理解できる本

双極性障害の僕が解説【躁転そうてん】と【鬱転うつてん】とは?

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双極性障害は躁(そう)の状態と、鬱(うつ)の状態を年間、または数カ月を通して行ったり来たりするという波があります。

(細かくいうと混合状態もありますが、のちに記述します)

いつくるかわからないこの波に航海してる船乗りのようで、自分自身、二重人格みたいな感じでとても疲れますw

躁状態からのうつ転

今、まさに「躁状態」から「うつ状態」に変わりつつある感じです。

それを「うつ転」といいます。

うつに転じてるというそのままの略で、船でいうところの大きな波を超えて、船が下に傾き始めてる状態です。

逆もあって、「躁転」もあります。

厳密にいうと双極性障害二型なので「軽躁状態」(けいそう)になります。双極性障害は一型と二型がありますので下記を参考にしてみてください。

参考記事:双極性障害とは?症状・特徴・原因をわかりやすくご説明します

うつ転への自覚症状

  • やる気がない
  • よく寝る(過眠)
  • 思考力が低下する
  • 食欲の低下
  • マイナス思考(自分を責めやすくなる)

こういう症状がでてきたら「あ、うつ転してきてるかも。」と思います。

一番は、やる気とかモチベーションが全く違います。

今も記事を書いていて書く気力が低かったり、思考力が下がってるとすごく感じます。

 うつ転で睡眠時間が大きく変わる

睡眠に関しても大きく違ってきます。

昨日も眠くなってソファーで夜の22時に寝て、起きたのは今日の15時。17時間も寝てます。

そう状態のときは、寝るのがもったいないぐらい寝ないし(3時間で平気)、寝なくても大丈夫なのに・・・完全に変化してます。

寝てるあいだに何度か目は覚めますが、起き上がることはできない状態です。

とにかく眠いんです・・・。だらけてるわけじゃないんです。

今のところ上の二つだけですが、食欲もなくなってネガティブになってきたらうつ覚醒の完全体ですね。

うつに覚醒したら起き上がるのは、よほどのことがない限り起き上がりません。

いや、起き上がらないというより起き上がれませんw

 そう状態とうつ状態のあいだの混合状態

そう状態とうつ状態の両方が混じった状態で混合状態というのもあります。

例えば、気分は落ち込んでたり、不安が強いのに、頭の中では「ああでもない、こうでもない」と色々と考えてしまい、じっとしていられないということや、ひどく興奮して行動は活発でしゃべり続けているのに、気分は死にたくなってしまうほど憂うつという風に、「気分はうつ状態」なのに、「考えや行動は躁状態」になっている「躁とうつの症状が混ざってでてくる状態」です。

今、うつ病と診断されている人も注意してください

医師も”うつ状態のみ”が認められていれば、うつ病と診断せざるを得ず、仮に過去に軽躁や躁状態があっても、本人は困っていなかったり気づいていなかったりするため、医師への報告に結びつきません。

そのため、双極性障害の患者の8割近くが「うつ病」などと初診時に診断され、その後、実は双極性障害だったと診断されるとの調査報告もあるそうです。

実は双極性障害だったと診断されるまでに、8年近くを要した方もいるそうです。

僕もそうでしたが、初診がうつ病であればうつ病と診断するのは当然だとしても、他の病気との判別が難しかったり合併症も少なくないことが、診断を一段と難しいものにしています。

この記事をみて気付いたことがあれば、今の掛かり付けだけではなくセカンドオピニオンや近い人に自分の症状を伝えてみることをおすすめします。過去や現在、そういったことがなかったか聞いてみるのもおすすめします。

まとめ

気分が上がらない…今日の天気(曇りで寒い)のせいならいいんだけど……

とか、軽躁状態がずっと続けばいいな~とか心の中で思ってますw

みなさんもストレスをかかえないことや、生活リズムの乱れなどから精神障害に発展する可能性が高いので、今一度自分のことをよく見直してしっかりと考えてあげましょう。

それでもダメなようだったら早めに精神科などの医師に相談したほうがいいです。

僕ももっと早く医師に相談すればよかったと後悔してますから。

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