双極性障害やうつ病の苦しさって、周りの人がいくら理解してくれようと努力してくれても、本人しかわからない苦しさがあります。
僕自身、うつ病と双極性障害を経験してなかったら「本当にそんな症状になっちゃうの?」って疑問に思う気持ちがゼロではないと思ってます。
精神科医のメンタルドクター Sidow(@dr_sidow)さんがすごく分かりやすい動画をTwitterで公開しています!
双極性障害やうつ病って脳の病気なんだよ!ってことをもっと多くの人に知ってもらいたいなって凄い思う。
「うつ病は心の病だ!気持ちが弱いからだ!」なんて以前はよく言われてたけど(今もかな?)、その心を司るのはあくまでも脳な訳であって、その脳から分泌される脳内伝達物質の量が健常な人よりも少なくなっちゃうから病気が発症するんだよ。

そのことを知ってから「心って何?」「ハートって何?」って思うようになったけど…
よく「お前は気持ちが弱いからだ!」的なこと言う人がいるけど、医学的にも 脳内伝達物質が欠乏してる状態って認められてる病気だし、物理的にも感情を司る物質が欠乏してそんな状態になってる訳だから、気持ちが元々弱い人ばかりじゃないはず。
根性論なんかではないんです。
例えば、足を骨折した人に対して、
「なんで普通に歩けないんだ⁉︎気持ちが弱いからだ!」
とは言わないはず。
うつ病の人に対して【 気持ちの問題 】だけで片付けるのは同じことだと思う。
根性論が通用するスポーツの世界の人でもうつ病にはなるわけで、有名どこだと世界で活躍してるサッカー選手のメッシもうつ病だったのです。
知られざる、メッシの闇とは。サッカーとストレスの語られない関係性にひそむ、“全世界が抱える現代病”
下記の記事はメッシの苦悩を書き綴った海外のサイトになります(英文)
https://www.mirror.co.uk/sport/row-zed/lionel-messi-vomits-sitting-barcelona-9057088
現在日本で活躍しているイニエスタ選手もかつてはうつ病でした。
サッカー界のスーパースター「イニエスタ」もうつ病だった事を告白
イニエスタが告白した「うつ」。強靭な肉体も精神も、発症を防げない
サッカー選手が続きますが、イタリア代表の守護神、ブッフォンもうつ病のひとりです。
ブッフォンが明かす壮絶なうつ病との闘い「生きる喜びを失った。なぜ僕なのかと自問自答し続けた」
うつ病になると、自分が思ってもいないのにネガティブ志向に陥ります。
これはどうしても防げない。
このプレッシャーに押しつぶされてしまったのが、当時ドイツ代表のゴールキーパーとして活躍していたロベルト・エンケ。
2009年11月10日、彼は踏切に立ち入り、快速電車に身を委ね、自ら命を絶った。翌日、彼の妻が記者会見で明かしたところによると、エンケはうつに悩まされていたという。(参照元:BBC)
引用:https://neutmagazine.com/soccer-depression-messi
うつ状態になるとこんな感情も理解できちゃうんです
それがこちらのツイート。
自殺願望なんてものはサラサラないんだけど、「消えたい」っていう気持ちはすごい理解できますね。
僕の場合は双極性障害だから症状が安定してる平常時はなんとも思わないことでも、うつ転するとこの「消えたい」っていう感情がすごい理解できるようになっちゃうこの不思議な感じ。

脳内伝達物質であるセロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミン恐るべしです!
双極性障害やうつ病をあまり知らない人にもっと理解してもらいたい記事まとめ
冒頭でもご説明した通り、最終的には病気になった本人達しか状態や症状はわからないと思ってるけど、病気を軽く考えたり少し良くなったように見えても気分障害という波があるから勝手に治ったような判断はしないでほしい。
元々、人に気を使う心優しい人も多いから、会ってる時は調子の良いところを見せたい人も多いと思うしね(^^)
もっと双極性障害やうつ病の苦しさとか辛さが世の中に理解してほしいなと思う。